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子供から音楽を始めるとどんな力がつくの?

1、音感

音楽をやるうえでの重要ポイントは、ズバリ“音感”です。

音感というのは音の高さを聴き比べることだけではなく、どの楽器がいくつぐらいあって、どんな速さで、それぞれがどのぐらいの音量バランスで演奏しているのか?

というような、音楽を聴いたときにその曲の概要が分かる耳の力のことです。

 

音感と言えば

『絶対音感』(ある音そのものの音の高さが分かる力)

『相対音感』(1つの音をもとにもう1つの音の高さを聞き分ける力)

がありますが、絶対音感を身につけさせたいとお考えであれば

聴力が飛躍的に伸びる3~7歳のあいだに何かしらの楽器にふれ、適切なレッスンを受けていけばあまり無理もなく自然な形で、そして高い確率で絶対音感が身に付きます。

7歳を過ぎてしまっていても大丈夫!

絶対音感が全くつかない訳でもないですし、しっかりとした相対音感を持っていれば充分なのです。

 

どちらも目に見えるものではありませんが、結果を焦らず日々コツコツと練習を続けていれば気づいたときには「え!こんなに聞き分けられるようになったんだ!」と子供さんの成長に驚かされることでしょう♪

 

大人と違って子供は聴いたものをそっくりそのまま吸収します。

だからこそ、しっかりとした指導力のある先生やお教室に通うことが大事になってくると思います。

そして、ご家庭でも先生おススメの曲やレッスンに準じたCDを聴いたり、おうちの方も一緒に歌ったり楽器を奏でたりしていれば、「音楽って楽しいな」「こんな風に演奏出来たらすてきだな」「アンサンブルって面白いな」「こんな曲を作れたらカッコイイな」なんて子供は思うのではないでしょうか。

 

その第一歩となる“耳の力”を子供の頃からゆっくり大切に育ててあげれば、大人には気付かないようなちょっとした音色(ねいろ)の変化や、演奏者の表現など細かい部分にまで気付けるような、繊細な耳の力が身に付くと思います♪

 

2、リズム感

「私リズム感ないから…」「あの人のリズム感の良さはハンパじゃない」など、リズム感という言葉は日常的にもよく使われている言葉ですね。昔、テレビ番組で太鼓を叩いて高いスコアを目指すゲームにドラマーたちが挑んでいくというのがありますが、これも太鼓ですからリズム感の良し悪しにつながります。

動物は一定のリズムを繰り返す性質があって、まさに子供たちのぴょんぴょんがそれに当たります。

 

子供から始める利点のひとつに、

見たもの聴いたものをそのまま模倣しようとする性質があります。

頭で考えずとにかくそのままマネすることで体全体を使って表現する素地を養います。リズムは体で感じるものですから小さいうちに体全体で表現することを経験していれば自然とリズムを感じていけるようになります。

 

高齢の方がどの曲を聴いても1,3拍目で手を叩いてしまうのは、裏ノリ(2,4拍を強く感じる)のポップスやロックを聴き慣れていないからで、今の子供たちは色々なジャンルの曲を聴いているのでジャンルに合わせて自然と手拍子が出来ると思います。

より専門的知識を持つ指導者に教えてもらえばより効果的にリズム感やグルーブ感が身に付くと思います。

また、音楽で大事な4小節、8小節という基本単位が身につくのでフレーズの終わりの演奏法などが感覚的に分かるようになります。感覚的に自然にリズムが体に入ってくるようになれば、中学生で行う合唱、高校などでバンドを組んだ時にメンバー全体の演奏や曲の仕上がりなど総合的に聞き分けられるようになり、音感同様持っているとより音楽活動を楽しむことが出来ます。
 

3.楽器対応能力


ピアノやエレクトーンなどの鍵盤楽器、バイオリンやチェロなどの弦楽器、フルートやサクソフォン、トランペットやチューバなどの管楽器、マリンバやドラムなどの打楽器など音楽楽器にはさまざまなものがあります。

 

たとえば、ピアノとエレクトーンの基本的な演奏方法はとても似ていて、

座り方、手のポジション、指の形、指のタッチで強弱をつけるなどほぼ共通しています。

ですので、ピアノからエレクトーンに転向したり、またエレクトーンの子が合唱コンクールでピアノ伴奏をすることが多く見られます。将来お子さんが音大などを目指すようなことになったら、そのときはピアノが色々とつぶしがきくので経験があると重宝します。

 

バイオリンとビオラ、チェロとコントラバスはそれぞれのフォームがよく似ています。

手の形や弓の当て方、持ち方や姿勢など弦楽器特有の基本が身に付きますので、弦楽器内でも転向しやすいと思います。管楽器の場合、木管はフルートとピッコロ、クラリネットとサックス、オーボエとファゴットは口元が似ているのでそれぞれのどちらかが演奏出来ればもう片方も演奏しやすいです。

 

金管はマウスピースの唇の震わせ方はほとんど共通なので、あとは体の大きさや肺活量と相談して楽器を決めていくといいと思います。そして打楽器ですが、スティックの持ち方、叩き方、強弱のつけ方など、やはり共通する部分がたくさんありますので、楽団によっては曲によってかけもちしている演奏者もいらっしゃいます。

 

4.忍耐力と表現力

楽器の演奏は毎日少しずつコツコツと練習を続けていかないと力はつきません。毎日10分でも1週間続ければ70分、1か月で5時間、1年で約60時間練習したことになります。

音楽の力は目には見えません。レッスン初日から宿題が出て毎日練習するように指導されます。

これが楽器をやっていくうえで一番難しいことかもしれません。

 

でも成長していることに気付いたときの感動は最高です!

毎日の練習が習慣になれば、音感やリズム感もおのずと育っていきます。とくに音感は楽器を演奏するとき耳をたくさん使うので練習すればするほど育っていきます。

 

以前児童心理学の先生が“音楽をやっている子はキレにくい”ということをおっしゃっていました。

これはやはり日々の練習の積み重ねで忍耐力を養っているからではないでしょうか。

 

それから楽器を演奏するというのはそもそもどういう意味があるのでしょうか?大昔遠くの仲間を呼んだりするために、筒に皮を張って叩いたのが打楽器の始まりと言われています。それから教会でのお祈りにメロディーをつけたものが出てきて教会音楽が発展し、神に祈りを捧げる讃美歌などに変化していきました。

クラシックの作曲家でも自分の国や故郷を愛おしむ曲だったり、愛する人に捧げる曲だったり、または戦争などの辛い気持ちを表していたり、現代でも自分の気持ちを歌詞にのせた曲が歌われていますね。

 

音楽は自分の気持ちを表現する一つの手段なのです。

普段静かな人がとても情熱的な演奏をするとか、いつもとがっている人がすごく繊細な音色でピアノを弾いていたりすると見る目がちょっと変わりますよね。自分の気持ちを演奏で伝えられるってとても素敵なことだと思います。

子供はとても繊細です。繊細で多感な時期に色々な音楽に触れ楽器を経験させてあげることはご両親からお子さんへの素敵なプレゼントになるのではないでしょうか。

 

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