トラリピは、ある一定の値幅にトラップをしかけて
レンジ相場の時に最大限の効果が得られます。

逆に言うと、トラップの幅から外れてしまう事がリスクという事になります。

 

トラップから外れるのは、上抜けと下抜け、両方があります。
前回と同じく、オーストラリアドルの買い(ロング)でトラリピを設定したと仮定すると、

上抜けは収益を得る機会の損失と天井掴みのリスク、
下抜けは、強制ロスカットによる破綻リスクになります。

 

 

上抜けになる、

つまりトラリピ設定の上限値を超える円安になった場合は、
持っているポジションが全て決済され、ノーポジションとなります。
どれだけ激しい値動きがあったとしても、ポジションを新規に建てる事もなく、
スワップポイントも無いので、全く利益を得ることが出来ません。

本来得ることが出来た"かも"しれない利益を得られないので、機会の損失となります。

また、大きく円安になった後は過去の例からみても急落が待っています。
設定したトラップレンジ内に入ってくると、またトラリピが発動していきますが、
レンジ抜けする前と異なるのは、天井を掴んでいることです。

 

トラリピは含み損を抱えている状態が、きちんと稼動している正常な状態ですが、
やはり含み損は少ないに越したことはありません。

天井を掴んでからの急落、更にレンジの下抜けというのが含み損が多くなる
最も苦手なパターンです。

 

 

下抜けですが、

こちらは上抜けよりも重要です。
充分に円高に耐えうる証拠金にしていないと、強制ロスカットの可能性が出てきます。

 

一度でも強制ロスカットになってしまうと、トラリピで運用している資金のほとんどを
失ってしまう事になりますので、絶対に防がなければなりません。


従いまして、まずリスク管理としては下抜けが対策が最重要、上抜け対策は余裕があればです。

 

そして下抜け対策は、

 

【資金管理する】

 

これしかありません。

きちんとシミュレーションを行い、全てのポジションを建てた後に、
何円までの円高に耐えられるかをご自分で把握しておく事が大切です。

 

・今90円だから70円までは下がらないだろう、と考えるのか
・オーストラリアドルの史上最安値は55円だから、そこまで耐えれば大丈夫だろう、とか
・絶対に資金を失いたくないので、40円まで下がっても平気にしたい、等

いくらまで耐えられるようにするかは個人の自由ですが、
必ず、その「いくら」になるのかは把握しておかなければ、いざという時に対処が出来ません。

 

 

参考までに私は、現在は65円までの円高に耐えられる設定になっています。

リスク対策で用意しておく資金というのは、いざという時以外は働いていませんので
リターンが減ってしまいますが、

一度でもロスカットになると復活は難しいので出来れば50円台まで耐えられるくらいにしたいと思っています。

 

 

リターンを求めればリスクも増す、このバランスをどう調整するかが
投資において一番難しいところですね。

 

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